平成26年12月6日
平成26年度【第2回 若竹交流会】実施内容日 時:平成26年12月6日(土) 午後10時30分から13時まで場 所:書壇院展会場内第1展示室に集合し開始
【経過報告】恒例の書壇院展での若竹交流会が開催されました。当日寒波が北日本を襲い、大雪の便りも聞きましたが無事、時刻前には皆さんにお集まり頂きました。江川先生の司会で始まり、柳澤理事長の挨拶は、若い人がいるのは心強い。 一人一人が書壇院を背負って立つという意識で、今の時点における各々の作品を確認し合い、次のステップに進んでくださいと、優しい激励を頂戴いたしました。さらに第1室の役員作品について、5人の先生方からお話をお聞きしました。 その後、去年に倣って2班に分かれ、若竹の委員の先生の司会と審査の先生同行のもと、各々が作品の前でポジティブなコメントを話すという約束で進行しました。気軽に意見交換できる交流会になったものと考えます。 院友の作品は2尺8尺のサイズ、かな作品、南画作品とバラエティに富んだ作品を次々と見て廻り、作品を作るポイントなどのアドバイスを先生方から頂戴しました。軽薄な線を無くして強い線を出すには、筆選びや穂先のタッチに留意すること、或いは勉強している古典から集字して作品を作ってみること、等々の。日本文の作品については、自分の良いと思う書き方を極めてみること、漢字作品の制作方法を取り入れて工夫すること、など、出品数が増えたこの部に対するアドバイスもありました。 今後の作品創りのヒントに加え、部門外出品で日本文を出されている先生の話や 若竹で審査会員の方の作品解説もあって、 10時半からスタートしたこの会は、あっという間に時間が過ぎました。今回、若竹の方々に受賞者が多く、初めて参加された方もあって充実した若竹交流会となりました。堅苦しさの無い、和気藹藹とした雰囲気ですので、飛び入りも含め是非多くのご参加をお待ちしています。