平成26年8月16日
平成26年度【第1回 若竹交流会】実施内容日 時:平成26年8月16日(土) 午後1時15分~4時まで場 所:書壇院ホールA・B内 容:日本文の書のレベルアップ
【経過報告】暑いお盆の後の土曜日、若竹交流会が催され、去年に続いて「日本文」の会となりました。桑山先生より配布された資料を見ながら落款の入れ方、筆選び、構図の説明を受け、若竹と委員の面々はテーブルに向かいました。前半は課題研究の1時間で、「新月の光めく鮎寂しけれ」 (渡辺水巴)を半紙に自由に書いてみるのですが・・・・・・。困ったら迷ったら普通に書く、と言われても普通が一番難しくなかなか筆が進みません。先生が巡回してくださり・とにかく書いてみる・玄関に飾られてたら、と思わせる作品を・貰って嬉しくなる作品・長鋒で先が割れたら、割れた片方を用いてみる等の 大胆な発想や構図を例示してくださいました。 半紙一帖を使って約1時間ほど。 ホワイトボードに順次作品を掲出して講評を受けました。休憩を挟んでの後半は、自由課題の時間になりました。夏の句集が予め配られていましたので、その中から随意の句を選んで 前半と同様半紙に対峙する。その間、他の若竹メンバーの揮毫の様子を見学したり、先生が書かれているのを拝見するのも意味あることです。前半の課題で度胸がついたのか、後半は、より豊かな構図や発想の作品が出来たように思われる。後半の作品もボードに掲出し、 製作に当たっての感想を各々で意見交換をしました。最後に纏めとして江川先生から講評を頂きました。・用いる筆、墨の濃さ、字配り・かな作品の墨継ぎを参考に等の制作に当たってのアドバイスを楽しく教えて頂き、閉会の挨拶となりました。