平成25年12月7日
平成25年度【第2回 若竹交流会】実施内容日 時:平成25年12月7日(土)場 所:書壇院展会場内第1展示室に集合し開始内 容: 1.書壇院展役員室の作品解説会(10:30~11:00) 2.作品トーク&ディスカッション(11:00~13:00)
【経過報告】若竹会の機構が新しくなって初めての書壇院展での若竹会。柳澤理事長の挨拶は、書壇院展の80年の歴史について説明されました。最初は第1室の役員作品の解説会からスタートしました。 南画の岩﨑先生、以前に夏の若竹でお世話になりました。絵心が無いと言われる方、南画は物真似から始められます!四君子に筆法のすべて入っています。書を勉強されている方は線を鍛えている訳ですから、 是非、南画もチャレンジして下さい、と仰いました。 飯山先生の話が一番熱くて長かった会となりました。日本人が日本の文を書くのは当たり前なのに、 なかなか書壇院では日本文の出品が無い・・・・・・。漢字は中国の古典、仮名は平安の「かな」、私は高野切の二種が好きなのです。仮名の稽古は高野切をトレースして勉強すればよい、と。日本文での仮名についての話から、日本文で「漢字」と「かな」の調和についての話に続き、若いころの稽古の話まで多岐に亘る展開となりました。 今回、参加者がお互いに発言できるようにと班分けをしました。それぞれに進行係りと先生の引率で参加者の作品を巡り、気軽に質問したり意見を交わしたりのディスカッション形式でした。 筆の開き、選文、書き出しと最後の行に留意、墨の含ませ方、渇筆は墨が無いからでは無い、といった目から鱗な話。臨書については、形臨+α、らしい字、~っぽい字の配列、 等、様々な意見が飛び交った会となりました。